過去最大規模のムーミン展が日本を巡回

フィンランドの作家で画家、そしてムーミンの生みの親でもあるトーベ・ヤンソン (1914–2001) 。ヤンソンが手がけるムーミンを過去最大規模で紹介する巡回展が2019年4月、日本で開幕します。日本全国10か所の美術館を2年をかけて巡回する予定です。2019年は日本・フィンランド外交関係樹立100周年。記念のイベントや関連行事の中でも特に注目の展覧会です。

ムーミン展 The Art and the Storyは2019年4月9日、森アーツセンターギャラリーを皮切りに、大分、金沢、名古屋などを巡回し、2021年3月まで続きます。ムーミン展ではトーベ・ヤンソンの600点以上の原画やスケッチ、カラー作品、そのほかムーミンを題材にしたものや貴重な資料も公開されます。今回紹介されるものは大半が日本初公開のものです。

タンペレ美術館に所属するムーミン美術館とムーミンキャラクターズ社がそれぞれ所蔵する作品を貸し出す本展は、展示作品数が過去最高にのぼります。ムーミン美術館から貸し出される作品は挿絵の原画のほか、トーベ・ヤンソンとトゥーリッキ・ピエティラによる「こまごまコレクション」からオブジェやスケッチなど、これまでムーミン美術館ですら公開されていない完全未公開のものも登場します。またムーミン美術館以外の各所から貸し出される作品群の中にはムーミングッズが出始めた1950年代のグッズ、コレクターズアイテムとして珍しいもの、記録映像、写真などがあります。本展ではトーベ・ヤンソンのムーミンの世界を1940年代からトーベ・ヤンソンが亡くなるまで追っています。

本巡回展は朝日新聞社等の主催によって実現しました。展示の内容とキュレーションについては朝日新聞社とタンペレ美術館(ムーミン美術館)による、日本とフィンランドの共同で行われました。ムーミン美術館はその前身のムーミン谷博物館時代の1990年代から、日本での展示のためにトーベ・ヤンソンの作品を数多く紹介してきています。ただしコンセプトをはじめ、内容にまで関わるのは今回が初めての試みです。

書籍はもちろん、これまでの展覧会やアニメにより日本でムーミンはよく知られる存在です。さらにフィンランドのムーミン美術館でムーミンの原画を見てみたいという声もよく聞きます。ムーミン美術館館長タイナ・ミュッルハルユによると、ムーミン美術館に訪れる外国人の中でもっとも多いのは、もう何十年にもわたって日本人とのこと。さらに館長は「現在ムーミン美術館の来館者のおよそ3割が外国人。お互いを尊重するヒューマニズム溢れるムーミンはフィンランドの文化を世界に伝えるにふさわしい使者です」と語っています。

お問い合わせ:

美術館館長Taina Myllyharju(タイナ・ミュッリュハルユ)

電話 +358 40 801 6665 メールtaina.myllyharju@tampere.fi

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